令和5年2月12日(日)14:00から天城町防災センターにて「下原洞穴遺跡シンポジウム-空白の1万年の痕跡-」を開催します。
下原洞穴遺跡は、天城町西阿木名にある洞窟遺跡で、これまで奄美群島最古の土器や矢じりの製作場、大量のアマミノクロウサギやリュウキュウイノシシを食べた痕跡などの多くの発見があった遺跡です。
シンポジウムでは、6年にわたって実施してきた発掘調査の成果を報告し、下原洞穴遺跡の歴史的価値と魅力について、みなさんにお伝えするとともに、調査によって明らかとなってきた「空白の1万年の痕跡」に迫ります。
また併せて、「発掘調査速報展」と題して、防災センター玄関ホールにおいて、下原洞穴遺跡から発見された土器などの出土品の特別展示も開催します。
入場は無料で申し込み不要、キッズルームもありますので、みなさんぜひお越しください!
内容
〇日時 令和5年2月12日(日) 14時~16時50分
〇場所 天城町防災センター
〇主催 天城町・天城町教育員会
*参加費無料・申込不要
発表
①下原洞穴遺跡とは (天城町教育委員会 学芸員 中尾 綾那)
②琉球列島に生きた人々 (元琉球大学医学部 准教授 土肥 直美)
③空白の1万年とは (天城町教育委員会 学芸員 具志堅 亮)
④何万年も前から島に適応した人々 (鹿児島大学 国際島嶼教育研究センター長 高宮 広土)
⑤土器と石器が語る交流の痕跡 (鹿児島県上野原縄文の森 園長 堂込 秀人)
パネルディスカッション
「下原洞穴遺跡の可能性」
コーディネーター(熊本大学 名誉教授 甲元 眞之)
パネリスト(土肥 直美・高宮 広土・堂込 秀人・院田 裕一(天城町教育委員会教育長)・具志堅 亮)
下原洞穴遺跡シンポジウムポスター.pdf (PDF 917KB) ←詳しくはこちら
お問い合わせ
天城町教育委員会社会教育課 文化財担当
TEL:0997-85-4729 FAX:0997-85-4729