8月1日(日)に稲刈りを実施しました。
今年も天城町南部推進協議会の方たちが中心になって実施していただきました。(PTAも協力しました)昨年は新型コロナウィルス拡散防止のため,子どもたちは参加することができなかったので2年ぶりの開催です。
大雨の影響で田んぼにはまだ水が残っていてまだぬかるんでいたので,子どもたちは田植えの時のように足を取られながら,何とか稲を刈っていきました。やはり高学年の子が上手で,ざくざくといいリズムで刈っていきました。
その後,脱穀体験まで行いました。昔ながらの「足踏み脱穀機」や「とうみ」などの道具も登場し,それを使っての作業でした。下学年の子どもたちは昔の道具を使うことが非常にめずらしかく思ったようで,とうみの上から楽しそうに何度も籾を入れる手伝いをする子もいました。手作業でしたのでかなり時間はかかりましたが,最後に6年生の子が「米作りは大変だということがわかりました。」と感想を言ってくれたとおり,それを理解してくれたことが大きな収穫でした。
以前もお知らせしましたが,徳之島では現在稲作はほとんど行われておらず,田を維持するのも大変です。だからこの子どもたちの体験活動のためだけに稲作をしてくださる地域の方々には大変感謝しています。
また当日も暑い中,南部推進協議会の地域の皆様,保護者の皆様,ご参加,ご協力本当にありがとうございました。