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ムチタボレの勉強をしたよ

7月9日(土)のシマの時間は全学年で「ムチタボレ」の学習をしました。今日は兼久地域のAさんとNさんが講師として来て下さいました。

「ムチタボレ」の「ムチ」は,「もち」を表します。50年ほど前まで徳之島では稲作(2期作)をしていました。その頃,8月の稲の収穫祭のひとつとして,子どもたちはもちをもらいに各家庭を廻ったとのことです。そのときに子どもたちが歌ったのが「ムチタボレ」の歌です。

1番の歌詞は「今日家の前で歌を歌う私たちを許して下さい」という意味で,5番の歌詞は「やがて秋利神からもちをもらいにきます。貴重な物とわかっていますが,ひとつくださいな」と終わります。「昔はこのようにもちをもらっていたのです。」と説明をききました。

その後,歌を教えてもらい,最後は歌に合わせて全児童で「ムチタボレ」を踊りました。(さすがに兼久地域の子どもたちは上手でした)

ここ数年は「新型コロナウィルス拡散拡大防止」のため,行っていなかった「ムチタボレ」ですが,今年,実施できるかはこれからの話し合いで決まるそうです。ちなみに現在は,「餅」ではなく「お菓子」に代わり,子どもたちにとってはとても楽しみしている行事となっています。

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