平成29年11月28日(火)天城町役場にて、第2回大河ドラマ「西郷どん」奄美群島担当者会議が開催されました。
この担当者会は、西郷隆盛にゆかりのある奄美大島（龍郷町）・徳之島（天城町、徳之島町、伊仙町）・沖永良部島（和泊町、知名町）の6町で構成されています。

NHK大河ドラマ放送により観光入込客の増加が見込まれる中、各町の取り組みや今後の計画について情報交換を行い、関係市町村が連携して取り組んでいくことが確認されました。

その後、天城町内の西郷隆盛ゆかりの地を参加者で視察研修を行いました。

町内の住民でもあまり知られていない、西郷さんゆかりの場所が、天城町には存在しています。まず「ユイの館」。松村館長が案内してくれました。
ここには西郷隆盛直筆の書が展示されています。
その他にも、西郷隆盛の歴史について学ぶことができる、展示も多数あります。

次に、西郷さん徳之島上陸地・湾屋。湾屋公園内に石碑がたっています。
昔、湾屋は島で生産された黒糖の搬出港だったそうです。そのための船に乗せられて西郷さんは徳之島に渡って来たそうです。

岡前集落にある謫居（たっきょ）跡。島民と力試しに使ったという「力石」もあります。西郷さんは当時にしては大柄だったと言われています。身長179cm、体重100kgくらいだったと推測されています。

西郷公園内の顕彰碑。西郷公園は、広々とした綺麗に整備された公園です。夏には集落主催の「西郷祭り」も開催されました。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
この公園は海向かって風光明媚な場所です。西郷さんもここから愛加那や子ども達に思いを馳せたかもしれません。

平成30年1月7日からNHKで「西郷どん」が放送されます。
みなさん非常に楽しみにされていると思います。これに合わせて島内の西郷さんゆかりの場所を改めて回ってみるのも良いかもしれませんね。