11月23日（木）松原出身で山田長満奨学会理事長や川崎商工会議所名誉会頭を務められている山田長満氏からの寄附金の贈呈式が行われました。

　贈呈式では山田氏より「ふるさとを離れ60年たっておりますが、東京や川崎でふるさとに対して絶えず熱い思いをもっておりましたので少しばかりお手伝いをさせていただきたい思い寄附をさせていただきました。母校の岡前小学校、北中学校の後輩たちに大きな夢、希望、勇気を持って挑戦してほしい。また、徳之島から世界へ羽ばたくような人、国際人・世界人になっていただきたい。その1番大事なことの1つが国際共通語の英語であると考えています。既に小学校、中学校で教育に取り組んでいると思いますが、同校を卒業した先輩の1人として重ねてその国際人となるスタートになるものとして更に学習が進むことを期待しております。」とご挨拶いただき、公衆用道路・私道整備事業の寄附金として5,000万円、教育事業（特に英語教育等児童生徒の能力向上）の寄附金として岡前小学校・北中学校それぞれに5,000万円ずつの目録（計1億5千万円）を贈呈いただきました。

　森田町長より「山田氏は同じ集落の出身ということもあり、若い頃からその御活躍を敬愛の念を持って見続けてきました。今回この御浄財をいただいたことは町長としても一生の思い出になります。山田長満様の思いをしっかりと受け止めてこの天城町の発展、活性化のために活用していきたい。」

　岡前小学校　猪俣校長より「岡前小学校の児童は、ユイの心で未来へ羽ばたく子どもたちを育成するために北中学校とともに小中連携を図りながらキャリア教育の充実に努めております。是非この御寄附を子どもたちのために有効に使わせていただきます。」

　北中学校　政岡校長より「いただいた御寄附を皆さんと一緒になって考えながら、山田様の思いをしっかりと受け止めながら活用させていただきたい。」

とそれぞれお礼を述べられました。

　山田氏からはこれまでにも天城町に対して図書やマスク、松原西区公民館建設に係る寄附金を、岡前小学校と北中学校に図書の御寄附をいただいております。

　このたびいただきました寄附金につきましては、公衆用道路・私道の整備、岡前小学校・北中学校の教育事業に活用させていただきます。ふるさとを想う山田様の心あたたまるお気持ちに感謝申し上げます。