徳之島 「天城岳松原登山道」が開通しました！
環境省が進めていた天城岳松原登山道整備及び、天城町が行った周辺整備事業（駐車場、トイレ）が完成し、3月12日（土）に現地で関係者が集まり開通式が行われました。

天城岳松原登山道は、世界自然遺産の価値の象徴である亜熱帯の森の魅力を体験出来る歩道です。登山道には個性のある3種類の滝が存在します。
また、コースの終点にはオキナワウラジロガシ林が360°の空間で広がっており亜熱帯の森の魅力を全身で感じることが出来ます。（全長730メートル）
空港からのアクセスも良く、集落に近いところに世界自然遺産があるというのは類を見ないことだと言われています。
今後、貴重な「世界の宝」を守って行くためにも歩道を利用される際は、「コースを外れない」「動植物を取らない」「ゴミを捨てない」などのマナーを守ってもらえるよう呼びかけていきたいと思います。
そして将来にわたってこの森の魅力を多くの方々に体験して頂き、後世に残していきたいと考えております。
町民の皆様もぜひ「天城岳松原登山道」を利用して、地元の自然の素晴らしさを体験してみて下さい！

【3種類の滝】
1、カームィの滝
「カームィ」とは島口で「亀」という意味で、その滝壺の形に由来します。

2、マチャラの滝
「マチャラ」とは島口で「松原」という意味で、滝の位置する集落の名前に由来します。

3、マムイの滝
「マムイ」とは「見守る」という意味で、ひっそりと佇む様子を表しています。

登山道開通式次第.pdf (PDF 1.57MB)